兵庫県保険医協会

会員ページ 文字サイズ

健康情報テレホンサービス

2017年4月

【木曜】ED(勃起不全)治療薬の注意点

 男性の勃起不全の治療薬はED治療薬とも呼ばれています。バイアグラ、レビトラおよびシアリスの3種類があり、それぞれに特徴を持っています。これらの薬は性的な刺激があった時に自然な勃起を助ける薬です。

 危険な副作用がありますので医療機関を受診し、勃起不全の診断を受けて下さい。その上で注意して飲んで下さい。一般に狭心症治療薬であるニトログリセリンを飲んだり、貼ったりしている人だけが危ないと誤解されている人がいます。実際には狭心症だけでなく、脳血管障害や胃潰瘍、心臓・肝臓・腎臓の障害のある人も飲むことができないことがあります。さらに、血が止まりにくい人、ある種の結核治療薬を飲んでいる人、眼の特殊な病気の人にも危険があり飲むことができない場合があります。これらの事を十分理解して性行為と楽しく付き合って欲しいと思います。

 勃起不全治療薬は夢の薬ではなく、自分の性感が良くなる訳でもありません。5~6時間も痛みを伴う勃起が持続した場合もあると言われています。また、服用後に目や耳の障害、もしくは「めまい」が発生する場合もありますので、車の運転等の危険を伴う作業には注意が必要です。効果が良くないからと言って追加の1錠を飲まないでください。血圧低下などの不都合な副作用が発症し危険に陥る場合があります。

 あなたが狭心症と診断されたことがなくても性行為は心臓に負担をかけます。その性交中に胸が苦しい狭心症発作が起きて、救急病院に搬送されたら大変です。その病院で勃起不全薬の服用が判らないまま、ニトログリセリンが使われたら危険な状態になり、対処できなくて大変なことにもなりかねません。ですから勃起不全薬を飲んでいることをパートナーに伝えるか、服用カードの様なものを常に持っておいて下さい。

 もしあなたが勃起不全治療薬を必要とするならば、自分の病気の事、今服用している薬のことを隠さず医師に告げて下さい。かかりつけ医にも勃起不全治療薬を飲んでいることを報告するようにしましょう。また、最近では偽物が出回っているとの報道もありますので注意しましょう。

      

2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年
※健康情報テレホンサービス内検索です。