兵庫県保険医協会

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健康情報テレホンサービス

2018年2月

【火曜】歯ぎしり

 歯ぎしりとは、夜寝ている時にキーキー、ギーギーという音を発する上下の歯のこすり合いのことを言います。完全には解明されていませんが、原因としては不安やストレス、噛み合わせ、アルコールやタバコ、カフェインの過剰摂取、逆流性食道炎などが考えられています。
 歯ぎしりをすることで次のような問題が生じます。
 歯の周りの組織がダメージを受け、噛むと痛い。歯の根元や噛む面が削れることやヒビが入ることで歯がしみる。歯が痛くなったり、歯の神経が細菌に感染して腐ってしまう。顎の関節が強く圧迫されて顎が痛くなる。
 悪化すると、顎関節症を引き起こし口があけづらくなったりします。歯に大きな力が加わり歯が大きく割れることがあります。歯ぎしりをすることで周囲の筋肉が緊張し疲労感がたまり、肩や首のこり、頭痛などの症状が現れます。また、顔の周りについている筋肉が発達し顔を大きく見せてしまうことがあります。
 これらの問題を防ぎ、改善するために次のような対処法が行われています。
 虫歯や歯周病の治療や予防をして正しい噛み合わせを維持します。食事の時以外は、普段歯と歯は接触していません。日中に歯と歯を接触させないことを意識してみることで、寝るときの歯ぎしりを予防します。
 口の周りをマッサージし緊張している筋肉の凝りをほぐし、口の周りの筋肉をリラックスさせます。筋肉の張りを取ることで小顔にもなります。
 自分なりにストレスをコントロールすることが困難な場合は、マウスガードと呼ばれる器具を口の中に取り付け、歯や顎を守るという方法もあります。歯医者さんに相談してみてください。
 最後に、子どもも歯ぎしりをする場合があります。歯の生え変わりによって噛み合わせが変化するので、変化に対応するため歯ぎしりをして噛み合わせを自分で調整しています。また場合によってはストレスによって起こることがありますので、スキンシップを取り安心させてあげてください。 
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