兵庫県保険医協会

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2018年7月

【木曜】水泳と耳鼻科の病気

 水泳は、皮膚や自律神経を鍛え、また体力の充実をはかるスポーツです。
 海や学校、スイミングスクールなどで水泳をする前には、健康な人も、耳あかの掃除をしてから泳ぐようにしましょう。耳あかが溜まったままで泳ぐと、耳あかが水を吸って耳の穴を塞ぐために聞こえにくくなったり、外耳炎を起こしたりすることがあります。また、鼻をきちんとかんで、鼻の中をきれいにしてから泳いでください。
 耳・鼻・のどの病気があると、水泳をする時に注意が必要な場合があります。
 まず、耳の病気では、外耳炎や急性中耳炎などの治療中は、水泳はやめましょう。また、耳だれが出ていないけれど鼓膜に穴が開いている慢性中耳炎や、滲出性中耳炎で鼓膜にチューブが入っている場合は、鼓膜の穴から水が入って中耳炎を悪化させることがあります。こんなときは耳栓をして外耳道に水が入らないようにしましょう。水泳用の帽子は、耳栓の脱落を防ぐのに有効です。ただし、潜水や飛び込みは、耳に負担がかかるのでやめましょう。
 次に、鼻の病気では、鼻風邪、急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎などで鼻水が多い場合や、鼻づまりのひどい場合、鼻血が出ている時は泳がないようにしましょう。病気が悪くなるばかりでなく、プールを汚染することにもなります。アレルギー性鼻炎の場合は、プールの水の消毒に使われている塩素の刺激で、鼻水や鼻づまりが起こることがあります。
 さらに、のどの病気では、のど風邪や急性扁桃炎などの時には水泳はいけませんが、扁桃肥大や慢性扁桃炎のような、急性の炎症を起こしていなければ泳いでも支障ありません。
 耳鼻科の病気がある人は、かかりつけの耳鼻咽喉科の医師とよくご相談ください。
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