兵庫県保険医協会

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健康情報テレホンサービス

2018年8月

【金土日】美容脱毛

 20年ほど前までは、ムダ毛の脱毛といえば毛穴一つ一つを電気で焼いていく電気針脱毛が主流でした。1996年アメリカで医療用レーザーを用いる脱毛、つまりレーザー脱毛が開発されました。そして現在では、美容脱毛といえばこのレーザー脱毛が主流となっています。

 レーザー脱毛には、脱毛専用のレーザー装置が使われます。高出力のレーザー光線は表皮を素通りして、毛をつくる元になる毛根にある黒いメラニンという色素に当たります。そこで毛根を一瞬のうちに熱で破壊してしまいます。一方でメラニンを含まない毛根周辺の皮膚はダメージを受けません。レーザー光線は黒いメラニンをターゲットとするためです。これがレーザー脱毛の原理です。

 レーザー脱毛により、従来の方法よりも早く確実に痛みも少ない脱毛が行えるようになりました。またこの数年、レーザー光線の代わりに、簡単にできる方法として強い光を皮膚に当てる光脱毛も行われてきました。光治療装置は医療機関でなくても購入できる種類もあるため、エステサロンなどでも用いられています。

 毛は再生しますので、1回の脱毛処置で終わりではありません。1、2ヶ月の間隔を置いて繰り返し処置をします。通常5回ほどの処置で産毛となり、黒くなくなって目立たなくなった時点で脱毛治療終了です。毛穴は皮膚の油「皮脂」を分泌したり、擦りむいた時に皮膚再生の元となる重要な器官です。毛穴は残っていなければなりません。

 最後に費用とアフターケアの問題です。美容脱毛は健康保険が利きません。ですから、料金は施設によってバラバラです。レーザー脱毛はトラブルの起こりにくい脱毛法ですが、毛穴が赤くなるなどの症状がまれに起こります。脱毛を始める前にどこで治療を受けるか信頼のおける施設をしっかりと選ぶことが大切です。

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