兵庫県保険医協会

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健康情報テレホンサービス

2018年10月

【金土日】うおのめとたこ

 うおの目とたこは、どちらも俗に言われている名称です。正式な病名は、うおの目を鶏眼(けいがん)、たこを胼胝(べんち)といいます。
 どちらも皮膚をたえず圧迫することによって、起こります。例えばペンだこは、ペンを持つ中指の皮膚が擦(こす)れることによって皮膚が硬くなって起こります。スポーツ選手でもピッチャーの指や、陸上選手の足にも起こります。ペンやボールや土などで擦れて、手の指や足の皮膚が硬くなって多少盛り上がってきたものがたこであり、皮膚の奥で硬い部位がくさび状になり、それが皮膚を刺激して痛くなるものがうおの目です。
 うおの目やたこで最も多いのは、靴による圧迫によって起こるもので、足の趾(ゆび)の皮膚が靴と骨に挟まれて硬くなってくるものです。当然足の小指に多く見られますが、靴によって押された趾どおしが擦れてできる場合もあります。従って、ハイヒールで足先が細くなった靴を履く女性に多くみられます。
 これらの治療は、硬くなった皮膚を削ることが一番ですが、ただ削っただけでは良くなりません。
 スピール膏といって皮膚を柔らかくする絆創膏を貼ってから、剃刀などで削らなくてはなりません。
 特にうおの目の場合は、皮膚の奥がくさび型になっていてかなり奥まで削らなくてはならず、専門医での治療が必要です。その際、スピール膏を4~5日貼ったままにしておかないと、皮膚は柔らかくなりません。また大事なのはその予防です。靴などがあたる皮膚に、市販されているいわゆる「うおの目保護パッド」やスポンジなどを貼っておくことが必要で、予防をしないと必ず再発してきます。
 ウィルスが原因の疣(いぼ)を、うおの目やたこと間違えて治療されているケースもみられます。
 歩くときに擦れていない部位や圧迫されていない部位にはうおの目やたこができることはありません。疣の治療には別の方法が必要なので、必ず専門医の診断を受けてください。
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