兵庫県保険医協会

会員ページ 文字サイズ

健康情報テレホンサービス

2020年1月

【月曜】目のかゆみの対策と目薬の使い方

目のかゆみの原因で、一番多いのが「アレルギー性結膜炎」です。

その中でも、花粉によるものが多く、春先には杉の花粉で、通常2月末頃から花粉が飛び始めます。また、秋もブタクサなどの雑草の花粉によるものがあります。これらは、季節性と言われています。

次に多いのが、ダニやハウスダストによるもので、いつでも起こる可能性があり、通年性と言われています。また、動物の毛などが原因で起こる場合もあります。そして、アトピーや体質的に、かゆみを起こしやすい人もいます。

原因が分かれば、先ず、それに対する対策が必要です。

花粉の場合は、避けることは出来ません。そこで予防用のゴーグルの様な市販のメガネを使ったり、そして帰宅時には、室内に入る前に衣類についた花粉を充分落とすようにしましょう。ダニやハウスダストの場合は、室内の充分な清掃が必要です。動物の場合は、出来るだけ接触を避けたり、ペットの毛の手入れをして上げましょう。一般的に、体質的な方を含めて、香辛料の多い食べ物やアルコールの摂取に気をつけて、防虫剤などの化学物質の刺激を避けるようにしましょう。

かゆみを強く感じるようであれば、目薬による治療が必要です。目薬には2種類あります。

抗アレルギー剤の目薬は、アレルギーの原因物質に接触しても、アレルギーの反応を抑えてくれます。特に花粉症の場合は、花粉の飛ぶ時期の2週間前から使用しますと、予防効果があります。この目薬は、副作用も少なく長期使用しても大丈夫です。

しかし、かゆみが強い場合はステロイドの入った目薬でないと治まりません。ステロイドの入った目薬を使用する場合は、副作用に充分気をつける必要があります。知らない間に眼圧が上がり緑内障になっていたり、感染に弱くなったりする場合もあります。

 目の状態や症状に合わせて、1種類の目薬のみで良い場合と2種類を同時に使わなければ治らない場合もあります。さらに、ステロイドの目薬にも種類や濃度の違うものが幾つかあります。これらの目薬を上手に使い分ける必要があります。

そのためには、医師の診察と検査のもとに適切な目薬を処方してもらい、その使い方の指導を受けましょう。

 

 

2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年
※健康情報テレホンサービス内検索です。