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2026年2月

【水曜】 不整脈と言われたら

 今回は「不整脈と言われたらどうするか」についてお話しします。不整脈とは、心臓のリズムが乱れる状態の総称です。脈が速くなったり、遅くなったり、飛んだりすることがあり、症状がほとんどない軽いものから、命に関わる重いものまでさまざまです。「不整脈」と言われると不安になるかもしれませんが、まず大切なのは、落ち着いて正確な評価を受けることです。
 最近では、スマートウォッチなどの機器で不整脈が検知されることも増えています。便利な反面、誤検知も少なくありません。そのため、自己判断せず、まずはかかりつけ医に相談してください。普段の健康状態を一番よく知るかかりつけ医が、心電図や血液検査などを行い、不整脈が一時的なものか、治療が必要なものかを判断する手助けをしてくれます。
 不整脈の中には、放置すると脳梗塞の原因になる「心房細動」のように、早めの治療が重要なタイプもあります。必要に応じて、循環器専門医へ紹介されることがあります。専門医では、詳しい心電図検査やホルター心電図、カテーテル治療など、より高度な診断と治療が受けられます。
 また、生活習慣も不整脈に大きく影響します。過度の飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足、脱水などは悪化要因になりますので、日常の見直しも欠かせません。最近の医療では、これらのリスク管理と合わせて、患者さん自身が自分の体と向き合うことが重要視されています。
 「不整脈」と言われたら、まずは正確な診断、そして無理のない範囲で生活習慣の改善です。決して一人で悩まず、かかりつけ医や循環器専門医と一緒に、安心して治療に取り組んでいきましょう。心臓のリズムを整え、これからも元気に過ごせるよう私たち医療者がしっかりサポートします。どうぞよろしくお願いします。

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