2026年2月
【月曜】子宮がん検診のすすめ
子宮がんには、子宮の入口にできる子宮頸がんと、奥にできる子宮体がんがあります。普段 「子宮がん検診」と言うと、子宮頸がんの検査のことを指します。子宮頸がんの原因のほとんどはヒトパピローマウイルス、通称HPVというウイルスによるもので、性経験のある女性なら誰でも感染する可能性があります。多くは自然に消えますが、長く感染が続くとがんへ進行してしまうこともあります。特に最近は20〜30代の若い世代で増えており、定期的な検診がとても大切です。
HPVワクチンを打つことで、子宮頸がんの原因となるウイルスの多くを予防でき、リスクを大幅に減らすことがわかっています。日本でも効果の高いワクチンが登場し、小学6年生から高校1年生相当の女子は公費で接種できる制度があります。ワクチンを接種しても100%防げるわけではないので、接種した人も必ず検診は続けましょう。
最近では 男性のHPVワクチン接種も注目されています。HPVは男女どちらにも感染し、男性にとっても肛門がん・咽頭がん・尖圭コンジローマなどの原因になります。さらに、男性がワクチンを受けることでパートナーの女性への感染リスクも減り、結果的に女性の子宮頸がん予防につながると考えられています。自分を守るだけでなく、お互いの健康を守る選択肢として広がりつつあります。
子宮頸がんは初期にはほとんど自覚症状がありません。進行してから出血やおりものの異常、腰やおなかの痛みなどが出てきます。だからこそ、症状のないうちから検診を受けることがとても重要です。検査はブラシで子宮の入り口を軽くこするだけで、痛みはほとんどありません。早期に見つかれば、レーザー治療や子宮の入り口の一部を切除する治療で済み、妊娠・出産も可能です。
検診は自治体の補助で安く受けられたり、無料になる場合もあります。月経中は避け、脱ぎ着しやすい服装で行くとスムーズです。不安があれば、遠慮なく医師や看護師に相談してください。自分の未来のために、そして大切な人を守るためにも、ワクチンと検診を上手に活用していきましょう。






















