兵庫県保険医協会

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保険請求Q&A

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この内容は掲載日時点のものです。その後の疑義解釈通知や点数改定等により変更している場合もありますので、最新の内容は協会までお問い合わせください。

歯科

歯科保険請求QandA(164)

歯科用貴金属価格 3月1日随時改定以降も引き続き逆ザヤが続く
-赤字解消を求め、保団連は厚労省へ緊急対応を要請-

 1月16日の中医協総会で、歯科治療で使用される「歯科鋳造用12%金銀パラジウム合金」(金パラ)の告示価格が、3月1日から1g4,779円で、前回(3,802円)から977円(25.7%)の引き上げとする提案がされ、了承されました。30g換算で143,370円となり、現行の114,060円から29,310円の上昇です。
 3月随時改定部分の点数は「全国保険医新聞」2月25日号を参照ください。
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 金パラの仕入れ価格は、年明け1月時点で30gあたり17万円を超えています。12月随時改定価格は30gあたり11万円台にとどまり、約6万円の持ち出しが発生。26年3月随時改定価格も14万円台にとどまり、仕入れ価格との差は拡大する一方です。非金属だけで治療は成り立たず、歯科医院経営は危機的状況です。

 1月20日まで1週間の期限で実施された診療報酬改定へのパブリックコメントにご協力ありがとうございました。金パラの赤字解消を求める声や、物価高騰や賃金引き上げ対策へ基本診療料や技術料の大幅引き上げを求める切実なご意見を、協会にもお寄せいただきました。

 保団連は、貴金属材料の価格高騰を受け、次の3項目について1月19日、厚労大臣宛に緊急改定を求める要請書を提出し対応を求めています。
1.随時改定における保険償還価格を実際の販売・購入実態に合わせて改定すること。
2.価格高騰が継続することを考慮し、1月単月の素材実勢価格の状況をもとに、3月随時改定に続いて、4月に緊急改定を行うこと。
3.保険償還価格を上回る仕入れ価格との差額を補助すること。

2125_02.jpg ◆なお、6月1日診療報酬改定では、局部義歯に附属されるクラスプやバーの特定保険医療材料について、特段の理由がない限り金銀パラジウム合金の使用ができなくなります。協会の歯科新点数研究会は4月12日から県下各地で開催します(日程は右二次元コードから)。ぜひ多数ご参加ください。

2026.02.15

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