兵庫県保険医協会

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2013年11月9日理事会

 

◇出席

 23人

◇情勢

 厚労省は難病患者への医療費助成制度について、対象疾患を現在の56疾患を300以上に拡大する一方で、患者負担を大幅に増やす方針を明らかにした。

◇医療活動

 診療報酬改定について、医療機関の機能分化・強化と連携、在宅医療の充実等として、外来医療について診療所・中小病院の主治医機能の評価や、在宅医療について在宅療養支援診療所・病院の機能強化などが重点課題とされている。消費税率引き上げには、基本診療料・調剤基本料への上乗せを中心に対応するとされている。介護保険では、予防給付が地域支援事業に移行され市町村に丸投げとなること、特養の入所条件を要介護3以上に限定すること、在宅時医学総合管理料について、算定区分や要件の厳格化が検討されている。

◇歯科部会

 「"命守る”保険で良い歯科医療の実現をもとめる10・27歯科決起集会」の模様が報告された。兵庫から参加した歯科技工士の雨松氏は、過酷な労働実態を訴え、その改善のために保険給付の範囲の拡大、診療報酬の引き上げと患者窓口負担軽減の運動が重要だと必要性を訴えた。
 また、県歯科医師会との懇談(11/1)では、豊川会長、末瀬専務理事に「保険でより良い歯科医療」自治体請願運動への協力を要請し、近畿厚生局による高圧的な指導への対応について意見交換。一致点で運動を進めるよう要請した。

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