兵庫県保険医協会

◇出席

　16人

◇情勢

　厚生労働省はオンライン資格確認システムについて、2024年4月をめどに簡易版の導入を行う。顔認証などの機能を省き、保険証の資格情報のみを確認する仕組みを想定する。簡易版の対象施設は、資格確認システムの導入義務の例外となっている医療機関等を念頭に置く。簡易版は資格確認のみを取得できる仕組みにする。医療情報などを扱わないため、4桁の暗証番号の入力も不要にする方向。

◇医療運動対策

　①東京保険医協会が提起している「オンライン資格確認義務不存在確認等請求訴訟」に対する兵庫県保険医協会の対応について、
　ⅰ）既に東京協会を中心に第１次訴訟が開始されており、運動的観点から支援すること、
　ⅱ）訴訟参加を希望する兵庫協会会員の機会を提供するため、兵庫保険医新聞でも参加方法を周知すること、
　ⅲ）希望する役員については本日の理事会で参加を募ること等が了承された。また、
②オンライン資格確認義務化撤回・健康保険証廃止中止を求める運動について、
　ⅰ）請願署名の到達は4/17現在477筆、
　ⅱ）街頭宣伝を４月22日に神戸大丸前で行い、32筆が集まったこと等が報告された。

◇財政部

「2023年度予算編成方針と予算案の概要」が報告くされ、第101回評議員会に2023年度予算案として諮ることが承認された。