兵庫県保険医協会

◇出席

　 23人

◇機関会議

　評議員会（5/19、「政治家と裏金問題、企業献金の在り方を問う(仮)」、講師：神戸学院大学法学部上脇博之教授）が確認された。

◇情勢

　診療報酬について、中医協は2024年度の改定内容を決定した。医療機関の初診料を３点、再診料を２点それぞれ上げるほか、入院基本料も引き上げる。増額分は看護師や薬剤師など医療従事者の賃上げの原資にして人材確保につなげる。

◇医療運動対策

　「医療崩壊を防ぐための医師増員を求める請願署名」に取り組むことが了承された。また、①政策パンフレット「医療費抑制政策の転換を」を全国に普及すること、②「後発医薬品と先発医薬品の差額の患者負担徴収の中止を求める」緊急会員署名の到達は259筆であること等が報告された。

◇医療活動報告

　2024年度診療報酬改定の動向が、「R６年度の診療報酬改定等に関する大臣折衝要項」と「談話　診療所狙い撃ちのマイナス改定」をもとに報告された。特に、特定疾患療養管理料に関する改定について、対象疾患から高血圧、脂質異常症、糖尿病が除外されたことについて、新旧点数置き換え試算を用いて解説。内科系では大幅な引き下げであることが批判された。

◇九条の会兵庫県医師の会

　　市民公開企画　「『戦争の時代』?　九条を活かした平和外交の可能性」（2/10、講師：三牧聖子・同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授）の概要が報告された。