理事会スポット
2025年9月27日理事会
◇出席
21人
◇情勢
兵庫県の県立病院群は深刻な赤字に陥り、2024年度は過去最悪の128億円超の経常赤字で内部留保が枯渇し、借入で運営する綱渡り状態だ。診療報酬が国の公定価格で固定され、物価や人件費上昇が反映されない構造的問題が背景にある。
◇医療運動対策
ⅰ)神戸市長選挙(10月26日投票)について、市民にあたたかい神戸をつくる会が擁立する岡崎史典氏を神戸支部とともに県協会として推薦すること、
ⅱ)診療報酬対策について、「緊急財政措置と診療報酬の大幅引き上げを求める」医師・歯科医師署名について、会員の50%の賛同を目標とすること、
ⅲ)高齢期運動連絡会会費の執行が了承された。
◇医療活動報告
日本医師会独自調査で、2024年度、医療法人の約4割が赤字、個人立も経常利益が約2割減少していたことがわかったこと等が報告された。
◇「秋の組織強化月間方針」
目標を7,790人(+32人)とし、協会の魅力を伝え会員を拡大すること、勤務医対策の強化、役員・会員・事務局で一体となり会員拡大を推進すること、25年後半期普及について、各制度の普及状況・目標・対策等が報告された。
◇歯科部会・保険でより良い歯科医療を兵庫連絡会
兵庫県歯科技工士会・山口陽司会長と懇談(9/18)したこと等が報告された。
◇九条の会兵庫県医師の会
学習会企画「平和憲法と暮らしの危機の新段階」(11/22、講師:青井未帆学習院大学教授)を開催することが報告された。

