兵庫県保険医協会

　診療報酬を電子レセプトにより請求している医療機関に対して、９月初旬に支払基金から「レセプト電算処理システムに係る傷病名コードの記録について(お願い)」との文書が送付されています。

　そもそも「傷病名コード(標準病名)」は、2009年３月に閣議決定された規制改革推進のための３ヵ年計画の中で、オンライン化に合わせてデータ活用するために推進しようとしているものであり、レセプト本来の目的である保険請求に直接関係するものではありません。

　したがって、傷病名コード使用の義務、使用しないことによるペナルティ等は一切なく、従来通り通常用いられている傷病名を使用しても何ら差し支えありません。