兵庫県保険医協会

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審査対策部だより

再審査請求の取り扱い 支払基金は「写しレセプト」での再審査を実施

2011.02.05

 レセプト審査は、従来レセプトの原本で行うこととされていたため、医療機関から再審査請求を行っても保険者から原本が返付されず、長期間放置されるケースが散見されていました。
 このため協会では、保険者からレセプト原本が返付されない場合は、医療機関がレセプトの写しを提出しているときは当該写しレセプトでの再審査を行うこと、写しがないときは無条件で復活とすることを求めてきました。
 支払基金では2010年4月から、医療機関から再審査請求があった場合、保険者へ該当レセプトの返付を依頼し、3ヵ月を経過しても返付・連絡がないときは再度返付依頼を行い、その後2ヵ月間経過しても返付・回答がないときは、医療機関が添付した写しレセプトで再審査を行う取り扱いに変更しています。
 このため、再審査請求を行う際は、可能であれば写しレセプトを添付することをおすすめします。
 今回の変更は一定の改善ではありますが、協会審査対策部では、引き続き写しの添付が困難な場合は無条件で復活とすることと併せて、国保連合会に対しても同様の取り扱いを行うよう要望していきます。