兵庫県保険医協会

会員ページ 文字サイズ

会員ページ

審査対策部だより

個別指導の改善を求めて近畿厚生局と懇談

2019.11.25

 兵庫協会など近畿厚生局管内の各保険医協会(以下、協会)は10月24日、個別指導や適時調査等の改善を求め、近畿厚生局医療課(以下、厚生局)と懇談した。兵庫協会からは川村雅之副理事長が出席。事前に提出していた「近畿厚生局管内で実施している個別指導等に関する要望」に対する厚生局からの文書回答に基づき、会員から寄せられている事例などを紹介し意見交換した。厚生局からは、宮嶋吉則医療課長補佐ら3人が対応した。

懇切丁寧な指導「技官に周知している」

 被指導者に対して、一部の指導医療官(技官)および事務官による暴言とも取れる発言や、指導が“威圧的に感じた”との報告が依然として寄せられることについて、協会が懇切丁寧な指導を行うよう改善を求めたところ、厚生局は、「(暴言とも取れる発言や威圧的な指導は)あってはならないこと。懇切丁寧に指導するよう技官に周知している。そのような発言があればその都度指摘して欲しい」と述べた。

持参物の軽減「相談に応じる」

 個別指導時の持参物について、協会が最低限のものにとどめるよう求めたところ、厚生局は「先生方の負担を少なくするようにしたい。個別相談に応じる」と回答した。

結果的に高点数「理解できる」

 協会が、高点数を選定基準とした集団的個別指導を廃止し、集団指導を充実させるよう求めたことに対し、厚生局は「高度な治療を行うと高点数になるのは理解できるが、近畿だけ基準を変えることはできない。ただ高点数でも自信をもって診療して欲しい」「要望は厚生労働省へ伝える」と回答した。

 また、協会が平均点数の算出根拠について、対象となる期間や院内、院外処方別の調整方法等を公表するよう求めたが、厚生局は「算出根拠については知らされていない」と回答。兵庫事務所が「月1件処方箋を交付しただけでも院外処方の医療機関と取り扱われ、平均点数の補正が行われる」と回答していたことを紹介すると、厚生局は「どのような基準で区分しているのか知りえない内容なので、回答できないはずだ」と述べた。

返還項目に疑問があれば個別に連絡を

 自主返還については、協会が指導時の講評で指摘されていない事項について返還を求められる事例があることを指摘。厚生局は「原則は結果通知に記載された項目が返還となるが、疑問に思うことがあれば個別に連絡して欲しい」と回答した。