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「初夏を告げる古典落語の会」のご報告

2022.07.08

初夏の落語企画 感想文

生の落語でホッとひと息

 文化部は5月28日、協会会議室で「初夏を告げる古典落語の会」を開催。露の眞氏が「手水廻し」を、桂文太師匠が「八度狸金玉仇討」「稽古屋」を口演。会員、スタッフ、家族ら40人が参加した。参加者の感想を紹介する。

 午前の診療を終えてから、久しぶりに神戸までドライブして理事会に出席。昨今、セミナーも会合も移動せずにウェブ会議で済ませるのが普通になってきていますが、理事会後、ライブでの古典落語の会を約2時間堪能しました。
 着物で参加も考えましたが、神戸市内を着物でうろうろする勇気もなく、後で合流した妻と次女も一緒に落語会を楽しみました。
露の眞さんという若手で女性の噺家さんの「手水廻し」という演題から始まり、上方落語特有の寄席囃子の解説では、噺家さんが前にする机を「見台」。その前の小さな衝立を「膝隠し」と言うなど、オツな説明を聞きながら、いろんな決まり事があることを分かりやすく教えてもらいました。また、噺家さんのまわりの三味線、太鼓、鐘、横笛といった鳴物の説明を受け、全体としての古典落語の楽しみ方もわかりました。
 桂文太さんの落語ははじめてで、じっとこちらを見られているような不思議な感覚でしたが、50歳ごろ網膜色素変性症のため失明されていたためと後でわかり納得しました。約2時間は、時間に追われている生活をしている身には、非常にゆったりと流れ、非日常にトリップした感覚でした。
 翌日、昔よくテレビで見ていた桂枝雀さんの落語をユーチューブで見て、あらためて身振り手振りのややオーバーアクションの落語の面白かったことを若かりし当時の時代背景とともに思い出しました。いずれにせよ3年目になるコロナ感染症との対応生活の中でひと時の休息でした。【加東市 歯科 田渕 光】

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