兵庫県保険医協会

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専門部だより

環境・公害対策部だより

談話 福島第一原発事故3年にあたって 

2014.03.05

原発ゼロ実現のため行動を 環境・公害対策部長 森岡 芳雄

 まもなく東日本大震災・福島第一原発事故から3年を迎えます。27万人を超える方々が、故郷を奪われて、全国に避難しています。
 いまだに福島第一原発には近づくことすらできず、原子炉の冷却水は漏れ続け、環境を高度に汚染し続けています。事故原因の解明も進んでいません。
 しかし、安倍政権は、「エネルギー基本計画」で原発を「重要なベースロード電源」と位置づけて、原発再稼働や、輸出を進めようとしています。
 再稼働は「安全性を確認した上で」としていますが、事故原因も解明できないまま、独立性の疑問視される原子力規制委員会により作成された新規制基準は到底「安全」とは言えません。
 また、原発稼働で必ず生まれる危険な使用済み核燃料や放射性廃棄物をどう処理するかについて、全く解決策を示していません。
 2012年に政府が行った原発比率に関するパブリックコメントで、87%が原発ゼロを提示したように、各コメント、世論調査を通じ、「原発ゼロ」こそが国民の声であることは明確になっています。
 政府は、原発は再稼働せず、すべて廃炉にすると決断するべきです。そのためにも、政府に声を届けなければなりません。
 事故から3年となる、3月11日の前後は「NO NUKES WEEK(ノー ニュークス ウィーク)」として、東京で国会包囲行動が行われるのをはじめ、全国各地で脱原発の取り組みが行われます。
 兵庫県では、福島の農家の方を招き、学習会を開催します。ぜひ、たくさんの先生方にご参加をお願いします。

再稼働だけでなく、原発の新設も狙われています。
 昨年11月、保団連・協会は、建設工事が進む大間原発の建設予定地を視察しました。大間原発は、電源開発が青森県大間町で建設を進める原発です。原発事故後、建設工事は中断されていましたが、2012年10月、政府が建設工事の再開を認めてしまいました。
 この大間原発は、毒性の強いプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を全炉心に装荷する世界初の原発で、原子炉の制御がきわめて難しいと専門家からも安全性が疑問視されています。
 ぜひとも、この建設を許さないたたかいにご支援をお寄せください。原発周辺では、粘り強い建設反対の運動が続いています。
 原発敷地の真ん中に、用地買収に応じなかった地主の方が建てた「あさこはうす」という小屋があり、原発建設反対のアピールを続けています。「あさこはうす」に手紙を出し、郵便配達の車が毎日通うことで、電源開発のつくった小屋への道を封鎖させず、建設反対の声を示すことになります。以下の住所に手紙を送りましょう。

〒039―4601

青森県下北郡大間町字小奥戸396 あさこはうす

 また、大間原発建設の差し止め訴訟が、全国1000人以上が原告となり、起こされ、この訴訟を支援する会員が募集されています(年会費2000円)。
 これらの取り組みに、兵庫協会会員の皆様の大きな支援をお願いします。

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