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環境・公害対策部だより

尼崎公害患者・家族の会代表・松光子氏が講演「『きれいな空気を』 一心で運動続ける」

2014.05.25

松.JPGのサムネール画像

 環境・公害対策部は4月26日、協会会議室で尼崎公害患者・家族の会代表の松光子氏を講師に、学習会を開催。「尼崎公害訴訟 44年のたたかいの成果と課題」をテーマとして、15人が参加した。
 松氏は、尼崎公害訴訟の44年間のたたかいを、DVDを用いて解説。工場ばい煙や国道43号・阪神高速からの廃棄ガスなどによる深刻な大気汚染で気管支喘息などの患者が増加するなか、協会議長であった故・野村和夫先生の支援を受けながら、住民と協力して患者会をつくったと振り返った。
 そして、1988年に国、阪神高速道路公団などを提訴し、2000年に神戸地裁で汚染物質排出差し止めを命じるという画期的判決を勝ち取ったこと、その後、和解条項の実施を求め、国・道路公団と連絡会を続け、道路通行料金を差別化し交通量の軽減を図る「環境ロードプライシング」や大型車に中央寄り車線の通行を促す「環境レーン」導入を実現したことを紹介。現在は、尼崎市の活性化や、「戦争こそ最大の環境破壊」と位置づけた反戦の取り組みなど幅広い活動を行っていると語った。 
 松氏は「子や孫に青い空、きれいな空気を残したい、と署名活動、募金活動、ビラまき、座り込みなど、命がけでずっと運動してきた」「住民である私たち自身が立ち上がらないと、現状を改善できない」など、当事者が声を上げ、行動することが最も大切だと訴えた。

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