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県立こども病院ポーアイ移転 ねばり強い運動で計画撤回へ 宝塚市会で請願が趣旨採択

2012.07.15

 県立こども病院のポートアイランド移転計画について、協会・支部は移転撤回を求め、ねばり強く運動を続けている。6月27日には県病院局へあらためて移転撤回を要請。各支部も請願書を市議会に提出し、宝塚市議会では趣旨採択された。また、山下芳生参議院議員が移転計画のヒアリングのため協会を訪れ、「国会で取り上げたい」と表明した。

6市議会へ請願を提出

 協会の尼崎、北阪神、神戸、北摂・丹波各支部は、尼崎・伊丹・川西・宝塚・神戸・三田各市の6月議会に、ポーアイ移転計画中止の意見書を県へ提出するよう求める請願書を提出。
 宝塚市議会では「意見書の提出はしないが、請願の趣旨には賛成する」として、全会一致で趣旨採択された。
 三田市では、森下順彦北摂・丹波支部長が意見陳述し、小児科医の立場から小児の基幹病院を災害リスクの高いポートアイランドに移転することは危険であると訴え、継続審議となった。
 神戸・尼崎・伊丹・川西各市議会では不採択となったものの、尼崎市では、市医師会が市議へ請願採択を求めて文書を送付、伊丹市議会でも委員会では請願が可決されるなど、病院移転を疑問視する声が広がっている。

病院局に要請「震災を教訓に」

 6月27日には、兵庫県病院局を池内春樹理事長、辻一城理事が訪問し、計画撤回を要請。
 協会が送付した公開質問状への県の回答(本紙6月5日付掲載)が不十分として、あらためて協会の見解を示した。井上鉄也病院局長、齊藤芳樹企画課長らが対応した。
 辻理事は「想定上津波は大丈夫というが、自然災害が想定を超えることは、東日本大震災から得た教訓だ」と、計画の白紙撤回を訴えた。
 井上病院局長は「災害に対する備えと、平常時の利便性のバランスを考えた結果だ」との答弁を繰り返し、県医師会をはじめ、多くの医療関係者が反対していることについては「こども病院に勤める先生など、ポーアイを求める声もある」などとした。
 協会は、引き続き計画撤回を求めて、さまざまな取り組みを続けていく。

山下議員が協会へ〝国会で取り上げたい〟

 7月5日、山下芳生参議院議員(共産)が、こども病院移転問題について話を聞きたいと協会事務所を訪問。武村義人・吉岡巌両副理事長が対応し、災害対応時の危険性など、移転の問題点を説明した。
 山下議員は、「防災の観点から問題があることは明白」「病院の機能向上も重要だが、移転ありきでは解決しない」と指摘し、ぜひ国会で取り上げたいと表明した。
 

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