兵庫県保険医協会

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談話を発表 悪政に立ち向かうさらなる運動を 県知事選挙・参議院選挙の結果を受けて

2013.08.05


 協会は7月21日の兵庫県知事選挙と参議院選挙の結果を受け、武村義人副理事長・憲法が輝く兵庫県政をつくる医師・歯科医師の会代表世話人と、加藤擁一副理事長・政策部長の談話を発表した。自民党が大勝し、安倍政権の下で社会保障制度改悪や消費税増税が狙われるなか、国民や県民の命と生活を守る運動を強めていくことが呼びかけられている。

県知事選挙 命守る県政へ運動強めよう

副理事長・「憲法が輝く兵庫県政をつくる医師・歯科医師の会」代表世話人 武村 義人

 私たちは「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」(憲法県政の会)の知事候補・田中耕太郎氏と政策協定を結び、このたびの知事選をたたかいました。多くの皆さまの尽力に感謝いたします。
 結果は残念ながら勝利することはできませんでしたが、獲得した62万7874票(得票率27.16%)は「憲法県政の会」の前身である「革新県政の会」以降の知事選挙の中で過去最高、得票率では2番目でした。
 今回は参議院選と同時選挙で、与党側は「ねじれ国会を正す」として、本来の争点である改憲問題、TPP、原発問題、消費税、社会保障削減などの政策課題はひたすらに語られないままに、たたかわれたことが大きな特徴です。
 そのためオール与党の現職知事候補は、なんら具体的な政策を提示することなく抽象的な美辞麗句を並べることのみに終始しました。
 「憲法県政の会」の田中候補は、このように国の悪政が推進されようとしているこの時にこそ、県民を守るために「兵庫を変えて、日本を変えよう」と呼びかけました。具体的には地域経済や雇用の問題、原発・エネルギー政策、社会保障や平和問題、こども病院移転問題などです。
 しかし争点を隠した参議院選の影響を大きく受け、大きな運動が沸きあがったにもかかわらず、その声がかき消されたことも否めません。
 これからも国民生活を根底から切り崩す国の悪政を許さず、同様に県政においてもそれぞれの政策・課題の実現に向かって運動を高めていきましょう。

参議院選挙 「民意とのねじれ」解消を

副理事長政策部長 加藤 擁一

 7月21日に投開票された参議院選挙は、昨年の総選挙に続き、自民党の大勝、民主党の大敗という結果になった。自公与党は衆参両議院で過半数となり、いわゆる「ねじれ」は解消された。
 しかし「民意とのねじれ恐れよ」(7月22日朝日新聞社説)、「政権への白紙委任ではない」(同日神戸新聞社説)など、各紙の論評の通り、国民は決して安倍政権を手放しで支持したわけではない。自民党の比例区の得票率は34.7%に過ぎず、得票数は、政権を失った2009年の総選挙よりもさらに少ない。1人区での大勝がもたらした、虚構の多数であることを肝に銘じて、慎重な政権運営を希望する。
 民主党は、得票を前回の参院選比38.7%(比例区)と激減させた。政権公約を裏切り、消費税増税法の強行など悪政を続けたことに対する国民の怒りがまだ冷めていない。野党となった後も安倍政権に対峙する姿勢が乏しく、失望が続く結果だろう。真摯に反省し、野党第一党として、国民生活を守る立場を鮮明にした奮闘をお願いしたい。
 みんなの党、日本維新の会は、改選議席を上回ったとはいえ、前回参院選や昨年の衆院選に比べ、得票を大きく減らした。混合診療解禁やTPP参加など、新自由主義的政策に対する国民の批判が根底にあるものと考える。
 野党が大敗する中で、唯一得票・議席をともに増やした日本共産党の前進には注目したい。消費税増税や社会保障改悪、改憲などに一貫して反対を貫いてきた姿勢が評価された。今後の奮闘に期待したい。
 選挙制度の問題にも触れておきたい。今回も、「1票の格差」問題の抜本是正がされないまま選挙が行われた。衆院も含め、1人区中心の制度では、前述の通り公正な民意の反映は困難である。昨年の総選挙に続いて、今回も自民・民主合わせた得票率は50%を割り込み2大政党制は事実上破たんしている。
 今回選挙の投票率は史上3番目に低かった。民意を反映しない選挙では、国民の政治離れは進む一方である。早急に、公正な選挙制度への改革を求める。
 今秋は、消費税増税、TPP、社会保障改革と、重要課題が目白押しである。いずれも医療や国民生活の崩壊に直結する問題である。患者さんや国民とともに、改悪を許さない運動を進めよう。

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