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国民集会 「いのちまもる」社会保障を 医療者ら3千人が声上げる

2013.11.05

会員署名を厚労省提出

 社会保障の改善を求め、「いのちまもる10・24国民集会」が10月24日、東京・日比谷野外音楽堂で開催され、冷たい雨にも負けず医療・介護従事者ら3千人が集まった。保団連などでつくる実行委員会の主催。兵庫協会から、池内春樹理事長、八木秀満理事、藤森隆史評議員が参加した。
 また、同日に保団連・協会は、中央要請行動も行い、地元選出国会議員に要請を行った。
 国民集会は、宮城協会の井上博之副理事長が被災地の医療費一部負担金免除の復活を求めるなど、各分野から発言があり、参加者は「いのちをまもる」一点で共同を広げ取り組む、などとするアピールを確認し、集会後、シュプレヒコールを繰り返しながら、東京駅までパレードし、沿道の通行人から注目を集めた。ゲストで、予備校講師の林修氏やコント集団ザ・ニュースペーパーが会場を盛り上げた。
 集会終了後、実行委員会として、厚生労働省への要請行動が行われた。池内理事長が参加し、住江憲勇保団連会長、宇佐美宏同歯科代表とともに、70歳からの患者負担1割継続と診療報酬引き上げを求める会員署名など4460筆(兵庫分393筆)を提出した。
 厚労省側は、赤石清美政務官が対応した。実行委員会側が、集会の報告を行い、医療・社会保障の充実を求めたところ、自身も検査技師である赤石政務官は「できるだけ要望に応えるように、がんばっていきたい」などと応じた。

10・24国会行動 議員3氏と面談 患者署名の紹介議員を要請

 10月24日の国民集会と同時に、協会・保団連は国会要請行動を実施し、池内理事長らが地元国会議員へ陳情を行った。
 大串正樹衆院議員(自民)、松本剛明衆院議員(民主)、山下芳生参院議員(共産)の3氏と面談し、70〜74歳の患者窓口負担の1割継続を求める請願署名および保険でより良い歯科医療を求める請願署名の紹介議員の承諾や、診療報酬引き上げなどを要請した。
 協会の要請に対し、大串衆院議員は、「医療費負担の軽減をしたいのはやまやまだが、将来世代に借金を残す」「本当の弱者には個別に保護を考えている」などと述べた。
 松本衆院議員は、70歳からの負担増については、野田政権時代に党として2割を承認済みとし、社会保障の拡充は必要だが、国民の負担も必要になるとの認識を示した。
 山下参院議員は、1割負担の継続は当然のことであると、70〜74歳の窓口負担1割継続を求める請願署名の紹介議員を快諾。保険でより良い歯科医療をの訴えにも、歯科診療報酬を拡充していきたいとした。
 次回は、11月14日に要請行動を実施する予定。

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