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インタビュー(3) ストップ!患者負担増 署名 これ以上の負担増は中止を 伊丹市・林医院 林 宗茂先生

2016.07.05

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診察室や、訪問診療に行った際も
署名を集めている林先生

 これ以上負担が増えたら患者さんは耐えられないと、署名を集めはじめ、100筆ほど集めることができました。窓口だけではなく診察室にも署名を置き、診察が終わった方にリーフレットを使って患者負担増計画について説明し、署名をお願いしています。訪問診療に行く際も署名を持っていき、患者さんとご家族にも署名をお願いすると、多くの方に署名いただけます。
 私もリーフレットで知りましたが、患者さんがかかりつけ医以外を受診した際の定額負担が計画されています。たとえば風邪で来られた患者さんを診察し、薬を出すと医療費は5000円ほどとなります。患者さんはその3割の1500円を窓口で負担していますが、もし追加で500円を負担することになると、窓口負担は2000円、4割も負担することとなります。負担があまりに重く、医療機関への受診をためらう患者さんも出てきてしまうのではないかと不安でなりません。
 今年3月に発表された月例経済報告で、個人消費の低迷などから景気判断が下方修正されたそうです。また、イギリスのEU離脱で株価が乱高下し、アベノミクスはうまくいっていないのではないでしょうか。景気の回復には国民生活拡充の政策を打ち出すことが必要です。
 貧しい人への負担が大きく、消費を抑えてしまう消費税増税ではなく、お金を持っている大企業に負担してもらい、医療や社会保障を拡充する。また、日々の生活にも困るような低賃金で働かされている非正規雇用の人たちを減らし、雇用を安定させる。そうすれば将来への不安がなくなり、消費は拡大、経済が活性化し、税収も上がるはずです。
 全国の協会の先生方がこうして負担軽減を求める署名を集めているというのは、患者さんにとっても心強いことだと思います。協会には今後も率先して医療改善活動に取り組んでほしいと思います。
 患者さんへのこれ以上の負担増ストップ、みんなで求めていきましょう。

患者負担増計画を分かりやすく解説したリーフレット
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