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みんなでストップ! 患者負担増インタビュー(1) 高齢者の負担増は健康不安に直結する 姫路市・宗実医院  宗実 琴子先生

2018.11.15

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最初に署名をして、スタッフや患者さんに勧めると宗実先生(手前)は語った

 政府が進める患者負担増計画の阻止へ、協会は「みんなでストップ! 患者負担増」署名に取り組んでおり、11月12日までに5783筆が寄せられた。協会では5万筆を目標に、全会員に署名をお願いしている。医療機関の取り組みをシリーズで紹介する。今回は姫路市・宗実医院の宗実琴子先生にお話を伺った。

 当院では、協会の署名運動が始まると、まず院長の私が署名して、受付に署名用紙を置くとともに、私やスタッフが診察時や会計時に患者さんへお声かけして、協力をお願いしています。今回の署名は窓口負担を減らすという内容で、多くの患者さんが嫌がることなく協力してくださっているので、スタッフも声かけしやすい署名だと思います。
 安倍政権ももう6年になりますが、社会保障の改悪がますます進んでいると感じます。この数年で、70歳から74歳の方の窓口負担は2割になりましたし、介護保険利用料の引き上げ、要支援1・2の方の介護保険外し、消費税の引き上げもあり、患者さんからも生活が厳しくなったとの声が増えたように感じます。
 政府の負担増計画で、最も厳しいと思うのは受診するたびに100円から500円を負担するという、「受診時定額負担」です。特に年金暮らしの高齢者の方にとっては、たとえワンコインでも生活の負担になることは間違いありませんし、受診を控えようかな、と考えてしまう人ももっと増えてしまうでしょう。経済的に困窮して、外出や買い物を控えるようになると、身体機能や認知機能も低下するのではと懸念しています。
 政府には、老後も安心して医療にかかれるように、社会保障の充実へと舵を切ってもらいたいものです。協会の署名は、先生方が国会議員に直接面会して、医療現場の状況を伝えながら、提出してくれています。微力ではありますが、患者さんの声を国へ届けるお手伝いをしているつもりで、これからも署名に取り組んでいこうと思っています。

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