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景品付きクイズハガキ 応募数全国1位 クイズで患者負担増ストップ!

2019.02.05

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担当役員が兵庫協会分の抽選を厳正に行った(1月16日)

 患者負担増阻止へ、市民にクイズで政府の患者負担増計画について知ってもらい、反対の世論を作り出そう−。保団連の取り組みに協会が協力した、景品付きクイズハガキ「クイズで考える日本の医療・2018秋」の応募数が1万270通となった。全国の応募総数は7万8648通で、兵庫からの応募数が8分の1を占め全国一となった。昨年10月から12月31日までの3カ月間、会員医療機関または協会ウェブサイトで患者・市民の方々からの応募を受け付けた。

 クイズは、「75歳以上の窓口負担を、財務省は何割にしようとしているでしょうか」「外来の患者負担がある国は、ドイツ、イギリス、日本のどこでしょうか」「しっかり噛める高齢者は転倒することが多い?少ない?」の3問。
 75歳以上の高齢者の窓口負担を2割に倍増させる財務省の計画や、そもそもヨーロッパの先進国では患者窓口負担は無料であること、転倒防止にも歯科医療が重要であることを国民に知らせて、政府の患者負担増計画反対と歯科医療拡充を求める世論を作ることがねらい。クイズのとなりに書かれているヒントを読めば正解が分かるように工夫されており、正解率は9割以上となっている。
 応募用紙の「ご意見」欄には応募者から「年金生活者にとって患者負担増は厳しい」「これ以上患者負担が増えたら、体調が悪くても医療機関にかかるのをためらってしまう」など、多数の感想が寄せられた。
 景品付きクイズチラシは、2005年に第1回を行って以来、毎回好評で、2012年からは年間2回実施に増やした。患者・市民に楽しみながら情報を知ってもらえるのが魅力。
 今回は兵庫協会分と保団連分の2回に分けて抽選が行われる「ダブルチャンス」方式。兵庫協会分の当選本数は200本と前回並みを維持。1月16日の政策部会で当選者の抽選を厳正に行った。保団連分の抽選も1月27日の保団連代議員会で行われた。当選者には近日中に景品を発送予定。

3月からの第2シーズン企画中

 3月からの第2シーズンでは「消費税は社会保障には使われません!?」をテーマに、消費税の増税分が社会保障財源としてはまったく使われていない実態を伝える予定。応募箱や応募用紙、ポスターがセットになったグッズを用意しており、申込用紙を3月初旬にお届けする予定である。ぜひお申し込みいただきたい。 

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