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4月歯科定例研究会「ドライマウスと唾液腺 -今日からできる口腔ケア-」 感想文

2012.05.17

歯科定例研究会「ドライマウス」  唾液量から健康を診る

 

 協会は4月8日、大阪大学大学院教授の阪井丘芳先生を招き、歯科定例研究会「ドライマウスと唾液腺―今日からできる口腔ケア」を開催、86人が参加した。感想文を紹介する。

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 患者さんに「先生口が渇きますねん」「いつも苦い味がします」と言われると、「どうしようもないなー」「この人変わったこと言う人やなぁ」と私は思っていた。年齢的なものと、5種類以上の内服でドライマウスになると聞き、この問題は解決した。
 阪井先生の講演を聞いて自分の診療について思ったことは、今まで歯しか見ていなかったということ。舌の状態や唾液量も観察して患者さんの健康状態すべてを把握しないといけない。
 歯にインレーを入れる、歯石をとる。確かに医療行為として大事なことである。さらに、食生活の指導も大事になってくる。何回治療しても隣接面に虫歯を作ってくる人、前歯部の歯頸部が白濁している人。こういうケースは、アメをずっとなめていることが多い。
 上顎フルデンチャーが落ちてくる、入れ歯の間に物がはさまる。この原因は唾液量の減少と年齢的な力の低下による。
 ドライマウスの本を読んで、唾液腺マッサージをすれば改善される。院内に1冊置いて指導すればコミュニケーション道具となる。内視鏡を使った嚥下運動のビデオもよく分かった。
 これから高齢化社会になり、認知症や嚥下障害の人が増えてくる。口から食べるということは非常に大切だ。歯科医は口腔ケアだけでなく、患者さんが口から食事をとるケアもしていかないといけない。
                                                  【西宮市・歯科 村上敏】

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