兵庫県保険医協会

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「保険でより良い歯科」兵庫連絡会が市民講座(報道と感想)

2012.07.20

「保険でより良い歯科」兵庫連絡会が市民講座
 

歯科保健活動で住民を健康に
8020運動発祥の南光町・山田元町長が講演

 

 歯科医療を充実し、住民を健康に――。協会などでつくる「保険でより良い歯科医療を」兵庫連絡会は7月1日、市民講座「歯を大切にして 健康が花咲いた町~8020運動発祥の地、兵庫県・南光町の経験から」を協会会議室で開催。元兵庫県南光町長の山田兼三氏が講演し、市民・医療関係者ら50人が参加した。

                 8020全景.JPG山田氏は1980年から7期25年にわたって旧南光町長を務め、「開発優先」ではなく「暮らし福祉優先」の町政を目指すなか、1983年に歯科診療所がなかった南光町に治療と予防を一体にした歯科保健センターを設立、「8020運動」を始めた。「きっかけは住民の要望だった」と住民と二人三脚で歯科保健活動に力を尽くした経験を語った。
 司会を務め、山田氏と対談を行った足立了平・神戸常盤大学教授は、「8020」運動で医療費を下げる効果があるとし、老人医療費無料化の発祥地・旧沢内村での予防教育についてもふれ、窓口負担無料化と予防教育で医療費を減らすことができるとした。
 協会・県民医連・保団連近畿ブロックが共催。県歯科医師会、県歯科技工士会、県歯科衛生士会が協賛し、兵庫県・神戸市・神戸新聞社が後援した。
 

 

市民講座 感想文 「歯科保健センターで治療と予防を一体に」
 

 80202人.JPG               「保険でより良い歯科医療を」兵庫連絡会が主催する市民講座は7月1日に、南光町・元町長の山田兼三さんを迎えて「歯を大切にして・健康が花咲いた町~8020運動発祥の地」をテーマに盛大に行われた。協会会議室が満席となり、大雨で出席者が少ないのではないかという懸念も払拭された。
 お招きした山田兼三さんは昨年6月、大阪連絡会結成1周年記念講演の演者も務められており、お膝元の兵庫県でも、にぎやかな講演となった。
 8020運動の発祥の地といわれる兵庫県南光町は、播磨北西部岡山県境の静かな町で、公的な町営歯科保健センターを全国に先駆けて設立された。歯科保健センターでは、歯科治療と予防を一体化し、全国から注目されたことも紹介された。
 山田さんのお話の中でも、憲法25条に基づいた社会保障理念をもとに、国保税の軽減や国保税滞納者にも通常の保険証を発行したこと、地方交付税の意義、国民皆保険制度を破壊するTPPの危険性、消費税増税に頼らない社会保障制度の必要性などは、特に幅広い見地の奥深い内容であった。
 講演会のあとに行われた神戸常盤大学教授で当会世話人の足立了平先生との対談も、内容の充実したものだった。2009年佐用町水害被害においては、旧南光町歯科保健センターが地域の拠点となって、足立了平先生が災害時の歯科医療救済活動の先陣を取られたことも紹介され、興味深かった。
 今回の公開講座は、初めて神戸市の後援が得られたことも画期的であった。兵庫連絡会の発展は、まだまだ前途多難であろうが、確実に市民の理解を得ながら、運動を少しずつ前へ進めていきたい。雨の中、大阪連絡会からも、多数駆けつけてくださり、感謝の念でいっぱいである。
 今回のテーマで市民講座が無事に、盛大に、誇らしく開催されたことは、大きな喜びと満足感に満ち溢れるものとなった。次なる公開講座も楽しい盛大なものとなるよう準備を進めたい。【赤穂郡・歯科 白岩一心】

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