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薬科部漢方研究会「見える漢方薬(陰陽五行学説) ~新型コロナウイルスの発熱外来の3例~」のご案内

2020.10.10

見える漢方薬(陰陽五行学説)
~新型コロナウイルスの発熱外来の3例~

日 時 2020年10月10日(土)16時~
会 場 兵庫県保険医協会 5階会議室(JR・阪神元町駅南へ徒歩7分)  
講 師 東大阪市・小阪医院 院長 曹 桂植 先生
参加費 1,000円(会員無料)
定 員 40人
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため必ず事前にお申し込み下さい。お申し込み後のキャンセルも、ご連絡をお願いいたします。

 漢方処方は複数の生薬から成り立っています。東洋医学を習い始めた頃、処方は生薬の性質が冷やす、温める等、複雑な性質を持った物の集まりで、生薬を複数投与すると互いに作用が打ち消されて、薬の効果が出るのか不思議でした。しかし、生薬の勉強が進むと、生薬は各々に温め、冷やす、潤す、乾かす、上行性、下行性等の性味、さらに帰経が存在し、五臓、六腑、経絡に生薬がきちんと納まることが判明し、安堵したものである。小生は処方証、処方生薬の性質、作用形態が可視化、図示できないものか、ずっと考えていました。
 最近、陰陽五行学説を勉強していて、この学説の陰陽五行図の中に"五臓の生理的な巡り"が存在することが判明した。患者の病的な状態をこの"生理的な五臓循環系"を使用して処方証(病態)として可視化、さらに処方生薬の作用形態を図示し、可視化を試みた。
 東洋医学に関心のある人、東洋医学を処方されている先生方に少しの参考になれば幸いです。(曹 桂植 記)

※お問い合わせは協会事務局(TEL 078-393-1840)まで。
※研究会に参加され、氏名・薬剤師免許番号を含む受講者名簿を公益財団法人日本薬剤師研修センターへ報告することに同意される薬剤師の先生には、同センターの研修受講シール(1点)をお渡しします。
※協会会員のみ、「Zoom」によりオンラインで視聴いただけます。メールの件名を「10/10薬科部研究会Zoom視聴」にし、本文に①薬局・医療機関名、②お名前、③電話番号、④(日本薬剤師研修センターの研修受講シールをご希望の薬剤師の方のみ)薬剤師免許番号、を記載の上、kusunoki@doc-net.or.jp(事務局・楠あて)まで送信して下さい。招待メールを返信します。協会薬科部未入会の薬剤師の先生は、この機会に是非ご入会下さい(月額会費1,000円)。

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