兵庫県保険医協会

認知症診療の実際とアプローチ

日　　時　2025年7月19日（土）15時～17時
会　　場　兵庫県保険医協会6階会議室（ＪＲ・阪神元町駅南へ徒歩７分）　　
講　　師　尼崎だいもつ病院　総合診療科　副院長　瀧本 裕　先生
来場定員　40人（事前にお申し込みいただき、キャンセルもご連絡をお願いします）
参 加 費　1,000円（会員無料）

高齢化に伴い、もの忘れを主訴に受診する患者数は年々急増しており、第一線で地域医療を担っている医師が対応する機会が増えている。高齢者は複数の診療科を受診することが多く、内服薬剤の数と種類が増える傾向にある。しかしながら、かかりつけ医自らが処方している薬剤が、認知機能低下に関与している可能性があることにも留意すべきである。なお、認知症治療薬は、記憶障害などの中核症状についての改善はわかりにくいが、日常生活における活動状態の改善は見い出しやすい傾向にあるため、ご家族・介護者に対してはその点を効果として実感頂くよう留意する。長年認知症診療に携わってきた演者が、自身の経験と最新の知見を交えて解説する。【瀧本 記】