この行事案内は、2017年のご案内です。
診療内容向上研究会 第528回
大人の発達障害の理解と対応
日 時 | 5月13日(土)17時〜 |
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会 場 | 協会5階会議室 |
講 師 |
北里大学医学部精神科学講師 相模原市寄附講座「地域児童精神科医療学」特任講師 井上 勝夫先生 |
参加費 | 無 料 |
精神科臨床で、発達障害には、主に、知的障害、学習障害、自閉スペクトラム症(または広汎性発達障害)、そして注意欠陥多動性障害が含まれる。これらは従来、児童精神医学で知見が蓄積されてきたが、近年、その対象が大人にも広がっている。ある程度までは児童精神医学の応用で対応可能だが、大人ならではの難しさがある。それは、児童期には気づかれなかったとの症状・特性の目立たなさ、大人になって受診に至ったとの、成人のライフ・ステージに基づいた複雑な事情などがあるだろう。そのような患者に対し、適切な評価と診断、そして対応がなされることが理想的だが、過剰診断、誤診、診断見逃し、不必要な精神医療化の問題を常にはらんでいる。研究会当日は、先にあげたいくつかの発達障害について、疾患概念、児童期からの展開例、現段階での臨床課題、大人の場合の留意点を説明する。その上で、プライマリケア医、あるいは産業医としての役割にふれたい。 【井上 記】 |
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