この行事案内は、2018年のご案内です。
診療内容向上研究会 第537回
外来で診る不明熱×ニッチなディジーズ
−稀な疾患の疑い方、拾い上げ方−
日 時 | 2月24日(土)17時〜 |
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会 場 | 協会5階会議室 |
講 師 | 国立国際医療研究センター病院 総合診療科 國松 淳和 先生 |
参加費 | 無 料 |
どんな稀な疾患もすべて日常診療からみつかる。聞いたこともないような稀な疾患も、その疾患の権威ではなく初めは実地医家が必ずファーストタッチをしている。稀な疾患でかつ日常診療に紛れてくることがある疾患の一つに家族性地中海熱(FMF)というものがある。FMFは確かに稀であるが、大病院ではない一般外来に風邪や腸炎などで繰り返し受診している履歴があることが多い病気である。発熱エピソードを反復するので、外来での不明熱という形となる場合も多い。今回の診療内容向上研究会では、FMFという疾患の診療を例にとり「自分でみたことがないような稀な疾患を自分で拾い上げることができるようになる」ということを目標とする。不明熱のみかたにも触れる。本講義を聴講後には、"ニッチな"疾患であっても病像の輪郭を前もって掴んでおくことの大切さや、実際にどのような患者から疑い、拾い上げたらよいか具体的に実践できるようになることを目指したい。【國松 記】 | |
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