この行事案内は、2018年のご案内です。
診療内容向上研究会 第546回
インフルエンザの診療と感染対策
日 時 | 11月10日(土)17時〜 |
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会 場 | 協会5階会議室 |
講 師 | 大阪急性期・総合医療センター総合内科部長 大場雄一郎先生 |
インフルエンザはとてもコモンな感染症であり、患者が外来に多数押し寄せる流行期には、発熱→迅速検査陽性→抗インフルエンザ薬処方という単純な診療を行いがちです。しかし、実際のところは症候には幅があるため非典型の症例は誤診され、迅速検査の精度に限界があるため見逃され、治療薬の知名度のために過剰に処方されるなど、インフルエンザの診療にはまだ課題があります。また、インフルエンザは比較的感染力が強いため職員と患者の医療関連感染症も起こしますが、医療現場では十分な院内感染予防策が意外とできておらず、しばしば院内感染としても問題となります。インフルエンザの予防、診断、治療、感染対策に関する知識と課題を振り返りながら、プライマリ・ケアの現場でのインフルエンザの診療と感染対策の質向上のために何ができるかということについて、共に考えてみたいと思います。 【大場記】 |
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