この行事案内は、2020年のご案内です。
診療内容向上研究会 第568回
CKDの診療 -透析導入ばかりでなくCKDの発症を予防する-
日 時 | 2020年12月12日(土)17時~ |
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会 場 | 協会5階会議室(※講師は来場せず現地からZoomによる講演となります。会員の先生方には可能な限りZoomによるオンライン視聴をお願いしておりますが、インターネット環境その他でZoom視聴が困難な場合はご来場ください) |
講 師 |
吉祥寺あさひ病院 副院長 東京医科大学 兼任教授 安田 隆先生 |
CKDは成人の8人に1人と頻度の高い疾患であるが、その頻度は加齢とともに増加するため、今後の一層の高齢化に伴ってCKD症例はより増加すると予想される。CKDでは末期腎不全、心血管系疾患、そして死亡のリスクの高いこと、そして、CKDステージのステージが増すほど、蛋白尿が多いほど、これらのリスクは高まることが知られている。人生100年時代にこれらのリスクを減らすには、CKDの進行を抑制する治療とともに、CKDを発症させないための管理が重要となる。このためには、血圧、血糖、脂質などの管理に加えて、食事療法、体重管理、禁煙、運動療法など、患者・家族に行動変容を促す取り組みが重要となる。また、従来の疾患に加えて、AKI(急性腎障害)がCKDの発症ばかりか進展にも大きく関与することも知られてきた。本講演では「透析だよ」という脅しではなく、それぞれの患者が自らの人生の目標に向かって生きるため、寄り添う中でのよりよいCKD診療について概説する。 【安田 記】 |
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