この行事案内は、2022年のご案内です。
第586回診療内容向上研究会
ワクチンの効果と安全性
日 時 | 6月11日(土) 午後5時~ |
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会 場 |
兵庫県保険医協会 5階会議室 ※講師は来場せずZoomによる講演となります。 ※会員の先生方には可能な限りZoomによるオンライン視聴をお願いしておりますが、インターネット環境その他でZoom視聴が困難な場合はご来場ください。 |
講 師 | 名古屋市立大学大学院医学研究科 公衆衛生学分野 教授 鈴木 貞夫先生 |
ワクチンは、感染症に対する社会防衛と感染症に由来する疾患の一次予防として有効なものだが、健康人に接種するため、副反応に対する要求水準がきわめて高く、少数の有害作用に過剰に反応することがある。感染症の減少もあり、予防接種に対する国民の考え方は、社会防衛から個人の疾病予防へシフトしており、個人の意思決定の根拠としてのワクチンの効果と安全性についての情報は不可欠である。 ワクチン接種の意思決定は、単に因果関係の有無や個人の「損得勘定」に留まらず、その本質的な存在意義や、社会防衛の考え方、さらに個人と社会の関係についての立ち位置、報道のあり方、ワクチン差別など、多彩で現代的な問題を持っている。その各々について、偏りのない情報と明確な意思決定プロセスが重要で、価値観や哲学なども含め、深く考えるべき問題である。 この問題について、HPV(子宮頸がん)ワクチンと新型コロナウイルスワクチンを例に考えてみたい。 【鈴木 記】 |
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お申し込み |
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