この行事案内は、2023年のご案内です。
第599回診療内容向上研究会
臨床推論におけるキーフレーズとミミッカー
日 時 | 7月22日(土) 午後5時~ |
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会 場 |
兵庫県保険医協会 5階会議室 ※講師は来場せず現地からZoomによる講演となります。 |
講 師 | 京都大学大学院医学研究科 医療経済学分野 博士課程 長野 広之先生 |
来場定員 |
40人 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため必ず事前にお申し込みください。お申し込み後のキャンセルも、ご連絡をお願いいたします。 |
参加費 | 無料 |
臨床推論は掴みどころのないプロセスですが、本講演ではキーフレーズとミミッカーという切り口を扱います。キーフレーズとは「鑑別を絞るために適切に表現されたProblem」を指します。病歴、身体所見、ラボデータといった情報を正しく医学言語化し、鑑別が絞りやすいように上手く選択し組み合わせることでキーフレーズを作成します。この作業を行うことで効率よく鑑別診断を絞り込むことができます。ミミッカーは直観的な診断と分析的な診断を上手く組み合わせる方法です。診断を診療中に俯瞰的に見直すのは難しく、始めに思いついた診断から離れられない経験は誰でもしたことがあるのではないでしょうか。しかし始めに直観的に思いついた診断にはバイアスがかかっていることが多いです。そこで直観的な診断のミミッカーとなる疾患を考えることで労力少なく鑑別の漏れを減らすことができます。本講演の内容が皆様の臨床推論の一助になれば幸いです。 【長野 記】 |
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お申し込み |
![]() https://onl.sc/zXApJCj 右のURLまたはQRコードからお申し込みください。 案内メールが送付されます。 来場参加 FAX078-393-1820 |