日 時 |
10月26日(日)10時~15時〈10時~12時:分科会、13時~15時:特別講演〉 |
会 場 |
兵庫県保険医協会 会議室 (神戸フコク生命海岸通ビル) ※特別講演およびA分科会はZoom視聴によるご参加も可能 |
特別講演 13時~15時 |
健康格差の縮小は可能か?
千葉大学名誉教授 近藤 克則先生
【ご略歴】1983年千葉大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院リハビリテーション部医員、船橋二和病院リハビリテーション科科長などを経て、1997年日本福祉大学助教授。University of Kent at Canterbury(イギリス)客員研究員(2000-2001)、日本福祉大学教授を経て、2014年から千葉大学予防医学センター社会予防医学研究部門教授。2016年から国立長寿医療研究センター研究所老年学・社会科学研究センター老年学評価研究部長を併任。2018年から2024年一般社団法人 日本老年学的評価研究機構代表理事(併任)、2024年から現職。著書は『長生きできる町』(角川新書 2018)、『健康格差社会-何が心と健康を蝕むのか(第2版)』(医学書院 2022)など多数。
「最高所得層に比べ最低所得層で、要介護認定を受ける者が5倍も多い」。そんな健康格差に驚いたのは、まだ日本に「先進国の中では平等な国」という幻想が残っていた2000年のことであった。発表すると多くの批判や課題を突きつけられた。「極端な例ではないか」「他のまちや指標でも見られるのか」「低所得だから不健康とは限らない」。逆に「不健康だから(仕事が続かず)所得が低いだけではないのか」「健康格差はどんなプロセスで生まれるのか」「仮に低所得が原因だとして、どんな対策があるのか」「放置すべきではないが、健康格差は根深いから縮小など無理ではないか」などである。25年の研究でわかったことをお話ししたい。
【近藤 記】
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展示 |
・「緑(あお)い鳥・アオバトを訪ねて」「バードウォッチングin2025」「ボタニカルアート2024.9~2025.8」
(西宮市・法西医院 法西浩先生〈医師〉)
・「大気汚染の自主的調査活動の重要性について~兵庫県保険医協会空気の汚れ調査~」
(東灘区?東神戸病院 森岡芳雄先生〈医師〉)
・在宅で使う機材(CPAP、空気清浄機等)の展示(ミヤコ在宅医療サービス(株))
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Zoom参加申し込み方法 |
下記よりご参加予定の企画に個別登録してください。登録後に案内メールが届きます。
※今年はZoom視聴できる分科会はA分科会のみです。他の分科会につきましては後日動画のアップロードを予定しております。
7年ぶりに支部特産品の抽選会も開催いたしますので現地でのご参加お待ちしております。
来場参加希望者、その他お問い合わせは、兵庫県保険医協会電話078-393-1840 研究部までご連絡ください。 |