兵庫県保険医協会

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2018年 新年のごあいさつ

2018.01.05

新年のごあいさつ
国民医療の充実にいっそう努力します
兵庫県保険医協会理事長 西山 裕康

 

 皆さま、新年明けましておめでとうございます。

 昨年中は協会の活動にご理解、ご協力いただきありがとうございます。特に「診療報酬の引き上げと患者窓口負担の軽減を求める」署名に際しましては、多くのご賛同をいただき感謝しております。

 昨年の大義なき解散後の衆議院選挙では、野党陣営の混乱もあり、自公政権に勝利を与えました。54%の投票率の下、48%の得票で75%の議席を得るという小選挙区制度のマジックは棚に上げ、国民の信任を得たとして、さらに強引な政治が展開されていくと思われますが、憲法を含め各政策に対する国民の意見は必ずしも政権寄りではなく、もくろみ通り進むとは限りません。

 医療において、今年は診療報酬改定があります。財務省は、本体部分もマイナスを主張していますが、中医協の支払い側委員の中にも、本体までのマイナス改定には疑問を持つ人も少なくありません。

 診療報酬が、国民に提供される医療の質・量を決め、300万人の雇用を支えていることが理解され、「診療報酬を下げれば、税・保険料・患者窓口負担が下がります」という単純なロジックの浅薄さが透けて見えたのでしょうか。

 さて、アベノミクスにより「トリクルダウン」は起こらず、格差と貧困が広がっています。昨年の厚労白書でも格差は経済成長の足を引っ張ると記載されています。

 国民が必要としているのは、いつの時代も「医療・介護・年金・子育て」といった社会保障の充実による将来不安の払拭です。サービスの現物給付を充実させ、すべての国民がお金の心配なく、健康で長生きできるような医療保険制度を充実させることは私たちの責務でもあります。

 今年は戌年です。犬は昔から人間とともにありましたが、最近は家族の一員と言えるような存在になっています。特に子ども世代が家を離れ、高齢者単独世帯や老々夫婦にとってはなくてはならないようです。ちなみにわが家は猫4匹ですが、年とともに猫に話しかける機会は多くなっています。

 本年も執行部、事務局員一丸となって協会の発展、国民医療の充実に努力する所存ですので、一層のご協力、ご指導のほどをお願い申し上げます。

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