兵庫県保険医協会

　今年も障がい者の夢と希望を乗せ、「ひまわり号」が走ります。

　今年のひまわり号は、11月11日（日）、福井県敦賀市へ行く予定です。多くの方に参加していただき、障がい者とともに旅行を楽しみ、お互いに理解し、思いを共有する機会にしましょう。

　障がいは生まれつきのものだけではなく、病気や事故、あるいは心身の老化により、私を含めすべての人が必ず経験するもので、その長短はともかく、一度経験するとその辛さがよく分かります。高齢化が進む日本において、障がい者と健常者の間に線引きはできません。

　近年、まちづくりの考え方は、「バリアフリー」から「ユニバーサルデザイン」へと進化し、障がい者と健常者がともにくらしやすい社会づくりが進んできました。しかし、障がい者は列車で外出したくても、ちょっとした段差、ホームと列車の空間など、一つ間違えば命にかかわる事態にもなりかねず、まだまだ簡単には列車を利用できません。

　「いつでも、だれでも、どこへでも、安心して利用できる交通のしくみ」と、安心して住み続けられる「人に優しいまちづくり」のためには、すべての人に「心のバリアフリー」が必要です。ともに「ひまわり号」に乗り、すべての人の夢と希望の実現に向かって走りましょう。

　当日のボランティアをお願いしますが、参加できない方は、ぜひ募金をお願い申し上げます。

　※募金は郵便振替口座00910-2−150366兵庫県保険医協会。案内・振込用紙を月刊保団連10月号に同封しています。お問い合わせは、電話078-393−1807三田・栗山まで