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東日本大震災8年 談話 生活再建 長く困難な道のり

2019.03.15

東日本大震災8年 談話

生活再建 長く困難な道のり
兵庫県保険医協会理事長 西山 裕康

 

 東日本大震災から8年が経過しました。地震、津波、原発事故により、1万6千人もの尊い命が奪われ、行方不明の方々もいまだ2500人以上です。震災関連死も3700人以上、原発関連死は1300人以上とも言われています。あらためて、被災者と遺族の皆さまに心より哀悼の意を表します。

 自主避難者を含めると9万人以上の人々が依然として応急仮設住宅や避難先で、不自由な生活を強いられています。阪神・淡路大震災を経験した私たちにとって、その生活は想像に難くないでしょう。

 東日本大震災は、戦後最大の犠牲者数をもたらし、原発事故としても世界史上に汚点を残す大災害であり、その復興の在り方もまた、世界が注目しているはずです。

 一方で、被災した岩手、宮城、福島3県の市町村で、無形民俗文化財に指定された祭りの7割以上が復活したり、スポーツ競技用施設が完成したとの報道もあります。少しずつですが、かつての生活や仕事や人々の交流を取り戻していただければと願っています。

 阪神淡路大震災から23年を経た兵庫における、借り上げ住宅からの退去という判決などをみれば、各地域でも災害からの真の復興は、まだまだ長く困難な道のりと思われます。

 これからも、東日本大震災被災者の皆さまに寄り添い、被災地の各保険医協会と連帯して、被災者生活の再建に共に努力する所存です。記憶を風化させず、継続して粘り強く活動することが、亡くなられた方へのせめてもの供養になればと思います。

 これまでにも増して、会員の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

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