兵庫県保険医協会

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支部だより

西宮・芦屋支部

兵庫県保険医協会 西宮・芦屋支部40周年記念誌『40年の歩み』発行のお知らせ

ごあいさつ

おかげさまで兵庫県保険医協会 西宮・芦屋支部は設立から40周年を迎えることができました。
このたび40周年を記念し、支部設立からこれまでの取り組みをまとめた記念誌『40年の歩み』を発行いたしました。
支部会員の先生には別途お送りいたしますが、下記からダウンロードも可能ですので、ぜひご一読ください。
今後とも支部活動へのご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

» 西宮・芦屋支部40周年記念誌『40年の歩み』[PDF]

お知らせ

第10回ファイアサイド・ディスカッション「依存症としてみた『ながらスマホ』」

日 時   2024615日(土)午後3時~5時
会 場   西宮市民会館中会議室301(オンライン併用)
講 師  医療法人北仁会旭山病院精神科医長 中山 秀紀 先生
パネリスト 教育関係者、市議会議員など(予定)
司 会   西宮市 伊賀内科・循環器科 伊賀 幹二 先生

【なかやま・ひでき先生】医学博士、医療法人北仁会旭山病院精神科医長
専門領域は、臨床精神医学、アルコール依存症。2000年、岩手医科大学医学部卒業。04年、同大学院卒業。10年より独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター勤務。11年よりネット依存治療研究部門に携わる。同センター精神科医長を経て、20年4月より現職。

スマートフォン(以下、スマホ)の普及で生活の利便性は格段に向上したが、スマホに生活を支配されているような人たちも多く見受けられる。歩行中も前方でなくスマホ画面をみている人も多く、それに対して多くの人が違和感を抱かなくなっている。しかし、自転車の運転中や歩行中の「ながらスマホ」に起因する高齢者・障害者との接触、転倒事故は少なくない。私たちは1年前から高齢者・障害者の安全という観点から、ポスターの作成やラジオ番組での広報など「ながらスマホ」の危険を伝える運動を行ってきた。また、「ながらスマホ」をしている当事者に「何をしているか」のアンケートを行った。すると、30歳以上では目的地検索が最多だったが、30歳未満ではラインが最多であった。一方ラインにすぐに返信したり既読をつけなければならないと思っている人は30歳未満では7.7%で、30歳以上の30%と比べても少なかった。若年層はすぐに返信しなければならないという強迫観念からでなく、知らず知らずのうちにスマホ依存になっていることが分かった。

今回、このアンケートを通して見えてきた「依存症」という観点から、旭山病院の中山秀紀先生にメインの講演をお願いし、教育関係者(予定)、西宮市会議員の意見も発表していただいたあとに、参加者と議論を行いたいと考えている。

かつてはどこでも喫煙されていたが、この30年でその「常識」は大きく変わった。同じように「スマホは立ち止まって使う」ということが常識になり、「ながらスマホ」に多くの人が違和感を持つようになることを期待する。

多くの人が参加され、実り多い議論になることを期待する。 【伊賀 記】

チラシはコチラ

  

  

西宮・芦屋支部 環境・公害対策部共催 市民学習会
「汚染水海洋投棄- 下北半島六ヶ所村再処理工場-日本の核政策」

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講師 小出 裕章 氏(元京都大学原子炉実験所助教)

福島原発の放射能汚染水の海洋投棄に、国内外から強い批判が起こり、その危険性・不当性が指摘されています。政府がなりふり構わず強行するのはなぜなのか。小出裕章氏は「福島で海洋投棄ができないと、同じくトリチウム汚染水の海洋投棄が前提の青森県・六ヶ所村の核再処理計画が頓挫し、日本の原子力政策が根底から崩壊するから」だと指摘します。

青森県・下北半島にある六ヶ所村の核燃料サイクル施設が日本の原子力政策全体とどう結びついているのか。当日は小出氏にその全貌を概観していただき、私たちが自ら考え、話し合い、地域で取り組むための気づきや素材を提供していただきます。

また、下北半島はこうした核施設とともに、日米共同の三沢基地をはじめ、沖縄と並ぶ米軍基地の危険地帯でもあります。こうしたこともあわせて、当日はみなさんとともに、日本の核政策について考えたいと思います。多くの方のご参加をお待ちしています。

2024年3月16日(土)14:30~
兵庫県保険医協会5階会議室(JR・阪神元町駅から南に徒歩8分)

定員100人(先着順)

お問い合わせ・お申し込みは協会事務局伊地知・山田まで(078-393-1840)

当日の模様はこちらからご覧いただけます

 

  

「ながらスマホ」の危険の啓発活動に取り組んでいます

西宮・芦屋支部では特に高齢者や障がい者の歩行中の身の安全、車や自転車の事故を減少させることを目的に、「ながらスマホ」(車や自転車の運転中、歩行中のスマホ操作)の危険性を啓発する運動に取り組んでおり、このたび一般市民の方に注意を喚起するポスターを作成いたしました。
30年前、喫煙はどこでもされていましたが、現在では公共施設での禁煙は当たり前になっており、そのようなことをする人がいれば違和感を抱くまでになっています。同様に近い将来「スマホの操作・閲覧は、立ち止まって行う」という新しい常識が国民に共有され、多くの国民が「ながらスマホ」に違和感を抱く世の中になることを期待しています。

以下からダウンロードできますので、趣旨にご賛同いただける方はぜひご活用ください

歩きスマホポスター
自転車スマホポスター

歩きスマホ.png

自転車スマホ.png

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